完璧な大失敗に終わった東京2020オリンピックから私達が学ぶこと

赤心楼のSatou Y1です。

今から20年後、私達は東京2020オリンピックを若い人達に誇れるのか。この観点で考えると東京五輪は完璧な大失敗でした。何一つとして誇れない。たぶん、誰も東京五輪を語らなくなると思う。恥ずかし過ぎて。

東京2020オリンピックは日本人として恥辱と利権にまみれた、我利我利根性丸出しの老害達のための大会でした。「アスリートのため」という大嘘で塗り固め、その周辺団体が暴利を貪るための装置を1兆6989億円もかけて作り出し、日本が腐敗に満ち溢れた後進国に堕落したことを全世界に晒してしまった、日本史上最低最悪なイベントでした。

私は東京2020オリンピックとは無関係ではなく、それなりに強いご縁があります。
その事を年末の大掃除の時に見つけたオリンピックのバッジで思い出すほど、記憶の奥底にしまい込んでいました。これは私が購入したものではなく、私が所属する団体からオリンピックが始まる数年前に配布されたものです。

完璧な大失敗に終わった東京2020オリンピックのバッジ

完璧な大失敗に終わった東京2020オリンピックのバッジ

透明の袋に入ったままであることがとても苦い記憶につながっています。

少し浮かれてこのバッジを着けていた私の仲間が、腐敗まみれの震源地である電通から直接「オリンピックに直結する業務のためだけにつけるように」という指摘を受けたこともあり、バカバカしく思って私は一切つけなかった。利権団体の利益のために公式グッズを大量生産して、スポンサー関連にも広く配布して、でも使うなとかプライドの高い腐敗会社はこれだから面白い。おまえらのクソイベントのために一体いくらのカネを提供されたのか思い出せ、バカ野郎。

そしてこのバッジは机の奥深くにしまい込まれたまま、2022年の大掃除で発掘されたわけですが、日光を浴びてないのに結構色褪せている。利権団体が粗悪品を安価に大量生産して、それが早くも色褪せたわけですが、この勢いだと20年後には真っ黒になりますね。

本題の「完璧な大失敗に終わった東京2020オリンピックから私達が学ぶこと」

  1. 腐敗は拒絶するべき。腐敗を見て「そういうものですよね」という賢いふりや、自己保身がこの社会そのものを滅ぼし、自分の生活をさらに悪化させる。
  2. 今の日本にはオリンピックを開催するだけの力は全く無い。最初から最後までスキャンダルまみれになる。(札幌オリンピックとか完全に頭がおかしいが、利権まみれの人間達には「カネ」と「自分」と「今この瞬間」しか見えていない。自分のためなら社会が滅びてもいいと思っている反社会人間ですね。)
  3. 電通森喜朗など、利権まみれの団体と老害を今すぐ日本から排除するべき。私達が気をつけることとして、老害に対する表面的な敬意の表出であったとしても、人が集まる公共の場で毒ガスを散布するのと同等の行為だと認識するべき。老害を生き延びさせている根本原因は「表面的な敬意の表出」である。それをやめて、愚かな老害にはそれ相応の態度で接するべき。
  4. 今のカネだけではなく、後世の人がどう評価するのかも少しは考慮に入れるべき。恥にまみれた未来を生きたいか、落ち着いて考えるべき。
  5. 恥ずかしくて惨めな結果に終わった東京2020オリンピックだが、丁寧に検証して再発防止策を実施して、その教訓を後世に語り継ぐべき。

私が思うのはここまで。これ以上深く考えると気が狂いそうになるので。

東京という都市を深く愛していて、高度経済成長期の1964年の東京オリンピックに深い敬意を抱いていた私としては、電通森喜朗やその周辺の老害どもに、深い憎しみしか残らない最低な東京2020でした。

まぁでも。それだけ低レベルな後進国になり下がったということでもある。

ではでは、再見!